Windows Storeからインストールしたはずなのにスタート画面に現れず、起動もアンインストールもできなくなってしまったアプリを消す方法
Windows Storeアプリ、個人的には好きです。
特にWindows RT搭載のタブレットだと、機能拡張はほとんどこれのみになるので*1使わざるを得ないという向きもありますが。
さて、Windows 8/Windows RTのリリース直後は結構ストアがトラブってて、アプリをストアからインストールしたはずなのにスタート画面に表示されず、起動できないどころかアンインストールすらできない、非常に困った状況に追い込まれたことが幾度となくありました。
現在はだいぶ安定してきたのか、滅多に起こる現象ではなくなりました。
が、やっぱり完全になくなったわけではなかったようです。
で、かつてはノウハウも少なく、OSのリフレッシュ機能を使うことで見えなかったアプリが見えるようになりますので、この方法に甘んじていました。
でも設定が初期化されるのは困る!
いくらOS設定がクラウド上に保持されてて再セットアップ後に自動的に復元してくれる機能があったとしても、困るものは困るんです。時間もかかるしね。
先日、またインストールしたアプリが見えない状況に陥ったので、これを機になんとかアンインストールする方法がないか調べてみました。
そしたらPowerShellのコマンドから消せる方法が分かったので書きます。
- まずデスクトップ画面に移動
- Windows+Rキーを押す
powershell
と入力し、おもむろにPowerShellを起動*2- 消したいアプリ名を思い浮かべつつ、
Get-AppxPackage *アプリ名*
を入力、実行。 - なんか出てくるので、
PackageFullName
の欄を凝視。 remove-AppxPackage さっき調べたパッケージ名
と入力、実行。- 実行してもなにも出力結果はないけど、消えてます。
たぶん同じように困ってらっしゃる方は大勢いると思うので、これを見て助けになれば幸いです。
これらのコマンドはSurface RTでも実行可能です。管理者権限は不要でした。
ちなみに
> Get-AppxProvisionedPackage パッケージ名 -online
> Remove-AppxProvisionedPackage パッケージ名 -online
これを使うことでビルドインなアプリ(地図とかストアとか)を消せるようですが、試していません。
*1:一応WSHやPowerShellも使えますが、呼び出せる機能やCOMが限定的
*2:添付の画像ではPowerShell ISEというのを使用していますが、どっちでもいいです。
Windows RTにはISEはありませんので通常のPowerShellをご利用ください。